有機肥料・微生物で連作障害対策!病害対策!愛健

微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:ほうれん草

トップページ > 作物例:ほうれん草

作物例:ほうれん草(ほうれんそう/ホウレンソウ)

   ヒユ科/アカザ科『ほうれん草』 

  • ■ ほうれん草(ほうれんそう/ホウレンソウ)
  • ヒユ科またはアカザ科。
    寒さには強いが、夏場の暑さには弱い。
    初蒔きで夏までに収穫するか、
    秋蒔きで冬から春にかけて収穫しやすい。

    連作障害&病害対策:ほうれん草

  • ■ 『ほうれん草』に発生しやすい病害/病気
  • 萎凋病(いちょうびょう) 詳しくはコチラ
    【萎凋病の症状】
    カビの仲間(糸状菌)により発生する病気。
    感染する菌の種類によって、病気になる植物が限定される。
    根や土壌に接する部分から感染し、葉は黄化してしおれ、重症化すると死滅する。
    根は褐色に変色し腐敗する。茎を切断すると、維管束は褐色になっている。
    【萎凋病の発生しやすい時期】 4月〜10月

    連作障害&病害対策:萎凋病 連作障害&病害対策:萎凋病

    連作障害&病害対策:萎凋病 連作障害&病害対策:萎凋病

    べと病(べとびょう)
    【べと病の症状】
    カビの仲間(糸状菌)により発生する病気。
    葉に淡褐色の不明瞭は病斑が生じ、葉脈で区切られてくる。
    葉裏にはハイ紫色のカビが密生する。
    重症化すると病斑は葉の全体に広がり、枯れる。
    梅雨や秋などの長雨の時期に発生しやすい。
    【べと病の発生しやすい時期】 5月〜10月

    連作障害&病害対策:萎凋病 連作障害&病害対策:萎凋病

    根腐病(ねぐされびょう)
    【根腐病の症状】
    カビの仲間(糸状菌)により発生する病気。
    植物によって、その種類は異なる。
    下葉から黄化してしおれ、根は腐敗し、株全体が枯れる。
    レタスでは萎凋病の仲間の糸状菌で根腐病が発生する。
    【根腐病の発生しやすい時期】 通年

    連作障害&病害対策:萎凋病 連作障害&病害対策:萎凋病

    立枯病(たちがれびょう) 詳しくはコチラ
    【立枯病の症状】
    カビの仲間(糸状菌)によって発生する病気。
    病原菌の種類や発生した植物によって、症状はやや異なる。
    いずれの場合も、下葉から黄化し、しおれる。
    その後、株全体が枯れ、根は腐敗し、地際の茎も褐色に変色し、腐敗する。
    【立枯病の発生しやすい時期】 3月〜11月

    連作障害&病害対策:立枯病 連作障害&病害対策:立枯病

  • ■ 『ほうれん草』に発生しやすい害虫
  • ホウレンソウケナガコナダニ
    【ホウレンソウケナガコナダニの特徴】
    0.5ミリ程度の白い小さなダニが、主に芽の部分をかじり、
    葉の変形や変色などが起きる。
    キュウリやピーマンなど多くの作物を加害するが、
    とくに施設栽培のホウレン草に被害が多い。
    施設栽培ではほぼ一年中ホウレンソウケナガコナダニが
    発生する可能性がある。
    【ホウレンソウケナガコナダニの防除】
    未熟な堆肥の使用が、ホウレンソウケナガコナダニの
    発生の原因になりやすい。堆肥は完熟したものを選ぶ。
    【ホウレンソウケナガコナダニの発生しやすい時期】 4〜10月

    微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:小松菜 微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:小松菜

     

    ミナミキイロアザミウマ
    【ミナミキイロアザミウマの特徴】
    葉に産み付けられた卵からかえった幼虫が、
    葉を削るように吸汁する。被害のあった部分は
    葉の色が抜け、重症化すると白化し、枯れる。
    アザミウマ類には花に集まる種類も多く、
    害を受けると果菜類に傷が付き、変形する。
    【ミナミキイロアザミウマの防除】
    発生をくりかえす傾向があるので常に畑を観察し、
    早期に発見することに努める。
    葉の内部に産み付けられる卵や、幼虫期の最後に
    地中に入る休止期(さなぎとも呼ぶ)があり、
    その期間は殺虫剤の効果が低い。効果がない場合、
    再度、期間を見て殺虫剤を散布する。
    【ミナミキイロアザミウマの発生しやすい時期】 4〜11月

    微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:小松菜 微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:小松菜

     

    ヨトウガ(ヨトウムシ)
    【ヨトウガ(ヨトウムシ)の特徴】
    ヨトウガ:夜盗蛾(ヨトウムシ:夜盗虫)の名の通り、
    夜になって葉を食べる種類もいるが、昼間活動する種類もいる。
    広範囲の植物を食べるので、他の作物への被害も拡大する。
    【ヨトウガ(ヨトウムシ)の防除】
    成虫は飛来するので予防は困難。
    塊で産卵されるので、集まっているうちに取り除くのが確実。
    卵塊や幼虫は見つけ次第、速やかに捕殺する。
    茶色や緑色の粒状の分が残っていたり、穴が開いて被害を受けた痕が
    あるのに虫がいないときは、株元の土の中を探す。
    まわりの雑草はこまめに除草する。
    重症の場合、薬剤散布。
    【ヨトウガ(ヨトウムシ)の発生しやすい時期】 4〜10月

    微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:小松菜 微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:小松菜