根に大小のこぶを多数できる『根こぶ病』
カビの仲間(糸状菌)により発生する病気。
根に大小のこぶが生じ、重度の場合、そのこぶがさらに肥大化して根全体にできる。
発病した株は葉がしおれて、生育が悪くなり、やがて枯れる。
こぶの中には胞子がつまっているので、除去する際は、
胞子を拡散しないように十分に注意し、使った農機具も消毒する。
根
□畝を高くするなど、水はけをよくする
□酸性土壌で発生しやすいので、石灰等で土壌酸度を上げる
□頻度よく、土壌の酸度(pH)をチェックする
□病害が発生した土地でのアブラナ科の連作を避ける
□抵抗性の台木や、抵抗性の品種を選ぶ
□被害にあった株は、速やかに抜き取って処分する。
できれば、すべての根、まわりの土も処分する。
□他の株への感染を避けるため、被害の処分に使った
農機具(ハサミ等)やクツは洗浄または消毒する。
□広範囲または重度の場合、土壌消毒をする。
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