有機肥料・微生物で連作障害対策!病害対策!愛健

微生物の有機肥料で連作障害&病害対策!肥料の愛健_作物例:小松菜

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作物例:小松菜(こまつな/コマツナ)

   アブラナ科『小松菜』 

  • ■ 小松菜(こまつな/コマツナ)
  • アブラナ科。長雨による加湿と肥料のやり過ぎに注意。
    春まきでは、元肥をしっかりやれば追肥は不要。
    秋まきでは、間引きと同時期に追肥する。

    連作障害&病害対策:小松菜

  • ■ 『小松菜』に発生しやすい病害/病気

  • 白さび病(しろさびびょう)
    【白さび病の症状】
    葉のウラに、白色でやや盛り上がった小さな斑点を生じ、
    破れると白っぽい粉末(胞子のう)を飛散させる。
    発病が重症の場合、葉が肥厚収縮して奇形になる。
    【白さび病の防除】
    チッソ過多や、密植を避ける。水はけをよくする。
    被害の出た葉が伝染源になるため、株ごと速やかに処分する。
    【白さび病の発生しやすい時期】 4〜6月

    連作障害&病害対策:根こぶ線虫病

     

    炭疽病(たんそびょう)
    【炭疽病の症状】
    カビの仲間(糸状菌)により発生する。
    葉にわっかのような模様(不整円形で同心円状)の淡灰褐色の病斑を生じ、
    その後、病斑周辺から黄色へ変色し、枯れる。
    【炭疽病の防除】
    密植を避け、風通しのよい状態で栽培する。
    発病初期に葉を摘み取って処分する。重症の場合、薬剤散布。
    【炭疽病の発生しやすい時期】 3〜11月

    連作障害&病害対策:根こぶ線虫病

  • ■ 『小松菜』に発生しやすい害虫
  • オオタバコガ
    【オオタバコガの特徴】
    緑色や褐色のイモムシが主に葉を食べ、育成に大きな影響が出る。
    花や屋実も食することが多く、キャベツやレタスでは結球部分も食害する。
    【オオタバコガの防除】
    見つけ次第、捕殺するのが確実。
    成虫は飛来するので予防は困難。防虫ネットなどは有効。
    発生が多く、被害が大きい場合は薬剤を散布。
    幼虫が実の中に入っている場合、薬剤が効かないので被害が拡大する。
    【オオタバコガの発生しやすい時期】 4〜11月

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    アブラムシ類
    【アブラムシの特徴】
    葉や茎などに、緑色や褐色などのアブラムシがついて、
    植物の汁を吸う。大量のアブラムシがついた場合は、
    葉がしおれるなどの影響がでる。また、アブラムシの
    出す甘露(甘い汁)が原因で、すす病になることがある。
    【アブラムシの防除】
    数が少ないうちは、筆やブラシなどで落とすことも有効。
    大量に発生した場合は、薬剤を散布して防除する。
    予防法としては、風通しをよく、日当たりのよい場所で栽培し、
    葉の裏や枝の先、新芽などは常にチェックする。
    週に1度くらいの頻度で葉の裏を拭くなどがある。
    【アブラムシの発生しやすい時期】 3〜11月

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    ヨトウガ(ヨトウムシ)
    【ヨトウガ(ヨトウムシ)の特徴】
    ヨトウガ:夜盗蛾(ヨトウムシ:夜盗虫)の名の通り、
    夜になって葉を食べる種類もいるが、昼間活動する種類もいる。
    広範囲の植物を食べるので、他の作物への被害も拡大する。
    【ヨトウガ(ヨトウムシ)の防除】
    成虫は飛来するので予防は困難。
    塊で産卵されるので、集まっているうちに取り除くのが確実。
    卵塊や幼虫は見つけ次第、速やかに捕殺する。
    茶色や緑色の粒状の分が残っていたり、穴が開いて被害を受けた痕が
    あるのに虫がいないときは、株元の土の中を探す。
    まわりの雑草はこまめに除草する。
    重症の場合、薬剤散布。
    【ヨトウガ(ヨトウムシ)の発生しやすい時期】 4〜10月

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    ハモグリバエ類
    【ハモグリバエ類の特徴】
    平たいウジ虫型の幼虫が、葉の内部を食べながら進むので、
    葉に線を描いたような食べ痕が残る。
    幼虫がさなぎになり、羽化したハエが産卵すると被害が拡大する。
    【ハモグリバエ類の防除】
    成虫は飛来するので予防は困難。防虫ネットなどは有効。
    黄色に誘引される性質を持つ。粘着テープでの捕殺も可能。
    天敵が多いので、過剰な薬剤散布は逆効果。重症の場合、薬剤散布。
    【ハモグリバエ類の発生しやすい時期】 4〜10月

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