病害例：灰色カビ病（はいいろかびびょう）

　　 葉や実が腐敗し、灰色のカビを生じる『灰色カビ病』　

• ■ 『灰色カビ病（はいいろかびびょう）』ってどんな病気？

• カビの仲間(糸状菌)により発生する病気。
  葉や茎、実では一部が黄色〜褐色に腐敗し、表面に灰色のカビを生じる。
  花に発生すると、水が浸みたような斑点ができ、
  その後拡大し、褐色に変色して枯れる。
  果菜類では、咲き終わった花がらから発生することが多い。

  　

  　

  　

• ■ 『灰色カビ病（はいいろかびびょう）』が発生しやすい場所

• 葉、茎、実、つぼみ、花

• ■ 『灰色カビ病（はいいろかびびょう）』が発生しやすい植物

• イチゴ、花など

• ■ 『灰色カビ病（はいいろかびびょう）』が発生しやすい時期

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• ■ 『灰色カビ病（はいいろかびびょう）』の予防法

• □畝を高くするなど、水はけをよくする
  □密植を避けるなど、地温を上げ過ぎない工夫をする
  □施設栽培では、換気に注意する
  □病害が発生した土地での連作を避ける
  □水やりは根本のみに行う

• ■ 『灰色カビ病（はいいろかびびょう）』の対処法

• □被害にあった株は、速やかに抜き取って処分する。
  　できれば、すべての根、まわりの土も処分する。
  □他の株への感染を避けるため、被害の処分に使った
  　農機具(ハサミ等)やクツは洗浄または消毒する。
  □広範囲または重度の場合、土壌消毒をする。